<資源を有効に活用し,持続可能な社会を育むまち>
限りある資源を活用するため,3R活動の推進や,生ごみ堆肥化の学習会,
循環型農業の実験等に取り組んでいます。
11月16日(土),役場2階205会議室にて,EM菌学習会を開催しました。
今回は,EM菌モニター5名の方と,部会員3名,生活環境部会から2名,一般参加者1名の計10名の参加がありました。
前半は,久保田部会長から,EM菌学習会の目的と,なぜゴミを減らさなければいけないのかを,マイクロプラスチックによる海洋汚染を例に説明し,後半は,実際にボカシ作りを体験しました。また,モニターの皆さんと積極的な意見交換も行い,充実した時間となりました。
循環型社会部会では,EM菌による「生ごみの堆肥化」に取組んでいます。今年度も「EM菌モニター」として堆肥化の実践と活用にご協力いただいている村内の方々にお集まりいただき「交流サロン」を開催しました。
広報とうかい(6/10号)にてEM菌モニターを募集し、6月30日(土)東海村役場庁舎においてEM菌モニター向けの学習会(EM菌を使って生ごみを堆肥化する)を開催しました。
講師と部会員がサポートしながら「EMボカシ」の作り方を実習し、新規・過年度モニターへの知識の提供や質疑応答・EM堆肥の活用法を学びました。完成したボカシは参加者に持ち帰っていただき、堆肥化の実践をしていただきます。
循環ファームの土づくりを行いました。畑・ハウス内の除草をし,肥料やもみ殻,EMボカシを散布して夏野菜の植え付けに備えます。今年はナス,ピーマン,キュウリなどを育てる予定です。
年の瀬も押し迫る12月16日(土),今年も「EM菌モニター交流サロン」を開催しました。これは生ごみの堆肥化を実践していただいている「EM菌モニター」の皆さんに,取り組みの進捗や困っていることなどを自由にお話ししていだき,情報交換や交流する機会として参加していただいているものです。
はじめに私たち循環型社会部会より,限りある資源を有効に使うため燃えるごみを減らすこと,8割が水分である生ごみを燃えるごみとして出さないということに重点を置き,生ごみの堆肥化を勧める理由についてお話しさせていただくとともに,現在実験中の生ごみを分解処理する「キエーロ」についても紹介しました。
その後の意見交換では「今年からEM菌モニターになり,生ごみを管理するようになると,けっこう生ごみが出ているのが分かった」という意見も出され,EM菌モニターに取り組んでいただくことによる効果も出ていると実感することができました。また,EMボカシ作りでは,皆さん手慣れた様子で作成されており,「すごく上手ですね」「もっと米ぬかを入れたほうが良いかな」と和気あいあいとした雰囲気となりました。