豊岡海岸の清掃活動に参加して

 

 927日土曜日の朝、穏やかな天候の中で自然共生社会部会の主催により2年ぶりの「豊岡海岸プラごみクリーンアップ作戦」を行いました。当日は企業・団体、自治会及び高校生会の皆さんに加え、今回は建設業組合の方々の参加もあり、166いう大勢の皆さんでの清掃活動になり主催者側の我々も大変驚いていました。

8時半ごろから開会式を行いましたが、地元自治会の中に懐かしい顔ぶれの方もおられ、挨拶を交わすことができました。また、行政の方々も多数参加頂き大変有り難く感謝を申し上げました。

豊岡海岸は地図で見ると大変小さな海岸ですが、それでも大勢いた参加者が散り散りなると、あまり人の多さを感じられない様子となりました。海岸に向かって歩いていくと砂浜には小さなプラスチック片を始めとして、様々なものが砂の中に混じっており、拾う度に手元の袋が重くなっていきました。所々に焚火をした跡があり、そこにはペットボトルの破片やアルミ缶のつぶれたもの,お菓子の袋が砂に埋もれており掘り出すと意外に大きなもので驚きました。また、変形したスポンジ状のものやプラスチック製の波板の切れ端も数多くあって、拾い上げていると中々波打ち際まで近づくことができませんでした。途中、ごみを回収している軽トラの荷台をのぞくと結構ごみが集められた様子でした。

1時間ほどで清掃活動が終了となりましたが、本部に向かう途中で高校生の親子に出会ったのでお話を伺いました。高校生会に所属している娘さんから、「豊岡海岸の清掃の話を聞いて初めて参加したが、東海村にこのような海岸があることも、清掃活動がされていることも知らなかった」と言っていました。

東海村に限らず、皆さんが利用されている公共施設や公園あるいは海岸などの公共の場を利用される方は、ごみは捨てずに持ち帰りましょう。そして豊岡海岸の清掃活動のようなボランティアに参加されると、その清掃が大変なことも理解できるのではと思います。

因みに今回の清掃活動では大勢の方に参加頂いた結果、約500袋分のごみが集められました。皆さん、ご苦労様でした。