とうかい環境フェスタ2023を終えて

 急に寒さがやってきた朝、まだ暗い中を起きだして窓の外を見ると雨が止んでいました。「ヨシ、今日は開催できるぞ」と確信して、瞼をこすり大きなあくびをしてから朝の支度にとりかかりました。集合時間より10分ほど早く会場の東海村役場に到着しましたが、車の温度計は11℃。「しまった!」と思った通り、車から降りると肌寒く感じました。実は長袖のシャツ一枚にスタッフジャンパーという軽装で、これが最後まで響いてガタガタ震えていました。全体ミーティングの前に担当者に状況を伺うと、会場のセッティングは昨晩のうちにほぼ終了しているとのことで、雨の中の作業に心より感謝を申し上げたいと思いました。


 寒さのためにトイレが近くなり、開催時刻少し前にトイレへ行っていると、開会式のアナウンスが聞こえてきました。用を済ませながらどのような挨拶をしようか考えていたところだったので、考えがまとまらないまま慌てて戻りましたが、既に皆さんが集まっていて、すぐに式が始まり挨拶になってしまいました。まぁいつものようにグダグダの挨拶でしたが、私の後にお話しした村長は、私たちのフェスタの二つ目の目的である「出展団体の横のつながり」についての内容を盛り込み、流石のご挨拶でありました。


 フェスタが始まってから、すぐに各ブースへご挨拶に伺いました。何度もご出展頂いている団体さんとは二言三言交わして回りましたが、皆さんが元気に活動されていて、私の方がパワーを頂き、少し寒さが和らいだように感じました。

 今回のフェスタでは、乳児から幼児を連れた家族が多くみられ、小学生の姿が少し少なかったのではないかと感じました。環境教育にとって大事な時期の子どもたちへ向けて、どのようにすれば想いが伝えられるのか考えさせられる一面もあったと思います。

 


 実は、私たちの環境フェスタは今回で20回目(2002年の環境フォーラムから数えてですが)になります。コロナ禍で3年ほど休止しましたが、長く続いていますね。しかしながら、環境という長大なテーマが目標ですから、続けていくためには肩の力を抜いて行うことが重要なので、芯をぶらすことなく、ゆっくりボチボチと行っていくことが大事と考えています。

 その後は、ローカルテレビの取材を受けたり、DJ形式でラジオ放送風に行った会場内放送でお話をしたり、スタッフの休憩フォローをしたりしていると恒例のじゃんけん大会となりました。お陰様で肌寒い中、熱い景品の争奪戦を行うころができました。沢山の景品を提供して頂いた出展ブースの皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

 


  最後まで滞りなく進みフェスタを無事終了することができました。ご協力頂いたスタッフの皆さん、そしてすべてを裏方として取り仕切って頂いた環境政策課の皆さんに感謝申し上げます。特に雨男と言われているスタッフがクタクタになるまで頑張って頂いたお陰で、雲の間から青空が見えたりしていましたので汚名返上ですね。その頑張りに重ねてお礼を申し上げたいと思います。皆さん寒い中、本当にご苦労様でした。感謝感謝です。