特定外来生物「オオキンケイギク」の抜き取りを行いました

とうかい環境村民会議自然共生社会部会では特定外来生物である生き物や植物の増殖を防ぐ取り組みを行っています。
6月15日(土)に開催予定であった「2019いきいき茨城ゆめ国体応援イベント 第5回外来生物除去作戦」が悪天候のため中止となったことから,とうかい環境村民会議自然共生社会部会が後日抜き取り作業を実施しました。日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所のみなさまにも御協力いただき,ゴミ袋約120袋分のオオキンケイギクを抜き取ることができました。

村内では,オオキンケイギクが生息範囲を広げています。今後も地域のみなさんと協力しながら,拡大防止への取り組みを行っていきます。地域やご家庭の敷地内で見かけた場合は,抜き取りにご協力をお願いします。

●特定外来生物とは?
外来生物(海外起源の外来種)で,生態系(その地域固有の動植物群)や人の生命・身体,農林水産業へ被害を与える可能性のあるものの中から,特に影響が大きいとして指定されたものです。

●オオキンケイギクとは?
北アメリカ原産。キク科の多年生草で,明治時代中期に園芸植物として日本に持ち込まれました。河川敷,道路沿い,海岸などに大群落を作ります。そういった場所では在来種が減少するなど,生態系への影響が危惧されています。ご家庭や畑に植えている場合は,種子や株の拡散を防ぐため,密閉できるビニール袋などに入れて飛散しないように注意し,処分することが必要です。