中丸地区の歴史・文化ポイントを巡りました

 私たちとうかい環境村民会議は,第2次東海村環境基本計画の実行主体として活動をしています。今回は,生活環境部会の計画の大項目2-6「歴史,文化環境の保全」に基づき,村民と事業者,行政が力を合わせて有形無形の東海村の歴史・文化資源を守り,継承するための活動の第一歩として,11月30日(木)に,ウォーキング・マップ「中丸地区ふるさとの古道を歩く」(平成22年4月 中丸地区委員会農工商部会作成)を参考に,部会員の案内により中丸地区の各所にある神社やお堂,樹木などの歴史・文化ポイントを巡り,保存状態や周辺状況等を調査してきました。

 実際に現地に行ってみると,台風で折れたため幹だけになっている古木や,なくなってしまった石仏もあったものの概ね残されており,神社や薬師堂が地域の中で大事に保存されている様子も見られました。 その昔,真崎浦に面していた須和間には,地域の人々が航海の安全,五穀豊穣,病気平癒を願い祀った神社や,働き手である馬の供養塔などがあり,部会員一同,昔の人々の生活に思いを馳せた一日となりました。