今年も外来生物の除去を行いました

   

オオキンケイギク    外来生物除去作業      植物観察会

とうかい環境村民会議(自然共生社会部会)では、平成29年6月10日(土)に総合福祉センター「絆」周辺での外来種オオキンケイギクやセイタカアワダチソウの除去作業と茨城県環境アドバイザーの安嶋 隆先生による植物観察会を行いました。

  当日は朝から強い日差しの中、山田村長をはじめ行政の方々,企業,住民団体,子供連れのご家族や,住民の皆さんが多数参加され、総勢70名の大きなイベントとなりました。

 

 加藤木部会長による除去法の説明や世界湖沼会議の紹介等のあと、3つのグループに分かれそれぞれの場所で一本一本引き抜く除去作業に入りました。 特に今年は、総合福祉センター「絆」駐車場付近に生えていた特定外来種であるオオキンケイギクを「来年には1本も残さないようにしよう」と小さな苗まで丁寧に抜き取り処分しました。 昨年除去した所のセイタカアワダチソウはほとんど発生が見られず、抜き取りによる効果のあったことが確認でき励みにもなりました。 抜き取り作業は1時間弱で切り上げ、休憩をはさんで安嶋先生による植物観察会が行われ、貴重な種や外来植物について説明をうけ、熱心にメモを取る参加者も多く見られました。

 

 部会員による反省会では、近年急速に増えてきたオオキンケイギクが話題となり、「来年も除去の対象として進めたい」という意見が多く出されました。

 

みなさん、東海村にこれ以上の外来生物を増やしてはいけません。 みんなで力を合わせて特定外来種等の除去に努めていきましょう。