「未利用エネルギー」に関する研修会を行いました

   11月16日(木)に低炭素社会部会主催で会員向けの研修会を行いました。

 この研修会は,低炭素社会部会の課題の学習を兼ねながら,とうかい環境村民会議会員に向けた環境講座の開催を目指して昨年度より立ち上げたものです。昨年度は,研修会で学んだことをヒントに,とうかい環境村民会議全体で神立資源リサイクルセンターへの視察研修実施にもつながりました。

   今年も茨城県地球温暖化防止活動推進センターの川島 省二さんを講師としてお招きし,未利用エネルギーについて「茨城の環境問題の現状と課題」というテーマのもと,各部会の課題と関連づけた内容で講演をしていただいました。

 川島さんの多様な活動経験に裏付けされた分かりやすいお話で,自然エネルギーや県内の地域ごとの状況,課題など,非常に参考になる内容でした。

 特に印象深かったのは,大規模な太陽光発電や木質バイオマスなどの事業展開が,自然環境を破壊している事例も多いということです。これは「環境問題」の大きな矛盾として認識し,考えていかなければならない問題です。

 

 今回の講演会で得たことを今後の活動に生かし,低炭素社会部会として東海村の地球温暖化対策を推進します。